宅建の合格率はどれくらいか?

宅地建物取引士の合格率の推移
現在働いている会社でのキャリアアップのため、もしくは転職や独立のため、仕事に役立つ資格を取得する人は年々増加しています。
特に人気ランキングのトップクラスに入る宅地建物取引士(宅建)は、最近では男性のみならず女性にも注目されている資格なので、年々受験者が増加傾向にあります。
その宅地建物取引士の合格率はどのように推移しているのでしょうか。
宅建試験の合格率について、下の表をご参照ください。
年度 | 受験者 | 合格者数 | 合格基準点 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
平成16年 | 173,457 | 27,639 | 32点 | 15.93% |
平成17年 | 181,880 | 31,520 | 33点 | 17.33% |
平成18年 | 193,573 | 33,191 | 34点 | 17.15% |
平成19年 | 209,697 | 36,203 | 35点 | 17.26% |
平成20年 | 209,401 | 33,946 | 33点 | 16.21% |
平成21年 | 195,515 | 34,918 | 33点 | 17.86% |
平成22年 | 186,542 | 28,311 | 36点 | 15.18% |
平成23年 | 188,572 | 30,391 | 36点 | 16.12% |
平成24年 | 191,169 | 32,000 | 33点 | 16.74% |
平成25年 | 186,292 | 28,470 | 33点 | 15.28% |
平成26年 | 192,029 | 33,670 | 32点 | 17.53% |
平成27年 | 194,926 | 30,028 | 31点 | 15.40% |
平成28年 | 198,463 | 30,589 | 35点 | 15.41% |
平成29年 | 209,354 | 32,644 | 35点 | 15.59% |
平成30年 | 213,993 | 33,360 | 37点 | 15.59% |
令和元年 | 220,797 | 37,481 | 35点 | 16.98% |
令和2年 | 168,989 | 29,728 | 38点 | 17.59% |
合格率について
合格率は表のとおりですが、どう思いますか?あまり大きな数字ではありませんよね。
でも、社労士や行政書士の合格率は10%未満なので、それに比べれば高くなっています。
そんなに甘い試験ではないことは想像できると思いますが、合格基準点を取ることができれば合格なので、それを目指して自分自身と戦ってください。
17.9%──平成21年度の合格率
合格者数34,918名の一人になること。合格基準点(50点満点中の)33点をクリアすること。正答率66%以上、7割正解すれば安全圏です。
今さらですが、宅地建物取引主任者(=宅建主任者)の試験では満点を目指す必要はありません。
いかに効率良く勉強し、ギリギリでもいいから“受かる”のが目的。試験情報で触れられている通り、狙うは合格基準点!
2013年度(平成25年度)の試験について
2013年度(平成25年度)は50問中33問、遡って12年度33問、11年度36問、10年度36問、09年度33問が、本試験の合格最低点です。
つまり50問中35問、全体の7割以上を得点できれば、上位の16%以内に入れるが宅建の試験です。
7割5分(37点)の実力をつけてしまえば、合格はほぼまちがいなしです。
そう考えられるようになると気がラクになると思います。
あとは、7割5分を得点できる勉強法をみつけて、真面目にそれを実践すればよいのですから。
宅建は、合格率ではなく合格ラインを意識しましょう
受験資格の制限が設けられておらず、毎年20万人近い人が受けている宅建の試験には、いろんな準備段階の人がいるように思うのです。
あと1点、2点が足りなく悔しい思いをした人もいるでしょう。
「宅建なんか簡単」と、満足に学習時間を確保しておかないで、試験間際になって慌てた人もいるでしょう。
また初回は合格するつもりがなくて、様子見の人もいるように思います。
そこが毎年20万人もが集中する人気資格のむずかしいところで、合格率などのデータだけでは、難易度の真相は推し量れてないように思うのです。
私は宅建の試験に合格するには、合格率のことはそんなに気にしないで、毎年の合格最低点を目安に対策を立てるべきだと思っています。
合格ラインは毎年変動しているものの、安定した推移を見せています。
合格基準点について
宅建の試験では、合格基準点がその年によって変わります。これも表を見ていただくとわかると思います。
でも、そんなに不安に思うことはありません。試験は50点満点なので、7割の35点をとれれば合格圏内です。
合格基準点を取る勉強法
試験勉強の仕方として、満点を取る勉強をするのが本来のあり方なのかもしれませんが、資格を取ることを最優先に考えると、7割得点できるような勉強をするのが正解だと思います。
実務と試験は全てイコールではありません。細かいことは実務の中でも学んでいくことになるので、資格を取るまでは細かいことにこだわらないほうがよいです。
では、7割をとる勉強とは何かというと、専門の教育機関を使って勉強することです。
通信でも通学でも、宅建のプロの指導を受けて、落としてはならない問題を確実にとる!そういう勉強をします。
話によれば、習っていないような問題も時々出題されるそうですが、それは合格者も解けないらしいです。
テーマ“合格基準点”超え。“合格点主義”の通信講座
宅地建物取引主任者(=宅建主任者)の試験では満点を目指す必要はありません。
いかに効率良く勉強し、ギリギリでもいいから“受かる”のが目的。試験情報で触れられている通り、狙うは合格基準点!
となると、「フォーサイト」の通信講座で勉強した私には、その良さがわかります。
1年目、「独学」で不合格になった時は一生懸命勉強したものの、目標が明確ではありませんでした。
合格したい! その気持ちに変わりはなくても、ただ漠然と高得点を取らなければ、と考えていました。
合格点主義の「フォーサイト」
「合格点を目指す」といっても容易なことではありません。これまでの試験を分析し、出題傾向を把握する。要点をコンパクトにまとめて教材をつくる。
読みやすく覚えやすいデザイン・レイアウト・仕様にする。最後までやり通せるように工夫をする……etc.
さまざまな要素を検討しながら、通信講座の完成度を高めるのが「フォーサイト」の取り組み方。
最初に「無料サンプル教材」を申し込み、届いたパンフレットを見て違いがわりました。
しかも、低価格の受講料が嬉しかったですね。二度でも、三度でも合格するまで頑張ろう、と意気込んではいたものの、何度も受験するのは経済的な負担が心配。
気持ちの面でもモチベーションを維持できるかどうか不安です。
その点、「フォーサイト」の通信講座なら“合格に必要なものはすべて揃っています”というだけあって、送られてくるのは教材だけではありませんでした。
心遣いが行き届いた小物まで
テキストや問題集は当然のことながら、『合格グッズ』が予想以上に学習意欲を高めてくれました。
バリューセットの付属品ですが、なかなか気が利いていて良かったですよ。あくまでのおまけですけどね。